人間中心のデザインと心に響くアートワークが融合した空間に足を踏み入れましょう。
フライト前は、シグネチャーラウンジでおくつろぎください。アームチェアに身を沈め、お好みのお飲み物を片手に、広がり続けるキャセイのコ レクションから厳選されたアート作品の数々をご堪能ください。
香港の「新水墨運動(ニュー・インク・ムーブメント)」を牽引する巨匠、ウォン・ウシウス(王無邪)は、広漠さと神秘的な感性を風景画に吹き込んでいます。「Clouds Above Plain No. 1(平原の上の雲No. 1)」では、幾筋もの白雲が森林や水路の上に広がり、香港島のビクトリアピークから見渡す自然の威厳を伝えています。
マカオ生まれのアーティスト、シンディ・ン(呉少英)の作品には、醤油や牛乳をはじめとする、一風変わった身の回りの素材が登場します。写真作品「Vast 0458」では、ガラスのプレート上に溢れ出た液体が、オフホワイト、アンバー、グレーの色彩の広がりを形作っており、まさに創造的な錬金術とも言える表現を生み出しています。
北京を拠点に活動する画家、ファン・ダン(黄丹)は、現実と想像の世界が衝突し、溶け合うような、夢幻的なキャンバスを描き出します。「Unspeakable Awe(語らざる畏怖)」は、漆黒の空の下に広がる荒涼とした山の風景を描き、見る人を知りえぬ地形へと誘います。
ソウルを拠点に活動するアーティスト、キボン・リーは、存在のはかなさをとらえた、幽玄な風景を描いています。「In Sense of Reason(理性において)」では、2本の木が包み込むような霧の中に消えゆき、具現と消失との境界線を曖昧にしています。
韓国の「単色画(ダンセッカ)」という「モノクローム絵画」運動の草分け的存在であるパク・ソボは、極めて知的で、制作の「プロセス(過程)」そのものを重んじる実践で知られています。彼の「エクリチュール(描法)」シリーズは、形態の純粋性を体現し、アーティストのヴィジョンをシンプルに繰り返される線の集積へと昇華させ ています。
ラウンジのエントランスのために制作されたチョイ・プイ・チーの書は、きらきらと輝くインクで「翱翔」という文字を描いています。英語で「soaring(舞い上がる、飛翔する)」と訳されたこの作品は、キャセイの掲げる「Move Beyond」の超越的な精神を表現しています。
北京を拠点に活動するアーティスト、シウ・レイによるWorld Cloud(ワールド・クラウド)は19世紀の地図製作法にインスピレーション を得ており、ピンクとブルーの雲の下にそびえる山々をさまざまな文化様式で描いた地図のような絵画です。この作品は、ラウンジ内の個室スペースの中央に飾られています。
アーティスト兼建築家であるウィリアム・リムの搭乗券の絵画は、メインラウンジエリアにセットで展示されています。美しい観光地や飛行機の窓から見える景色を描いたこれらのスケッチは、リムの旅の一瞬をとらえたものです。
北京を拠点とするアーティスト、ジャン・イエンツィーは、The Genetic Lottery No. 1(遺 伝子くじNo.1)というタイトルのインク・オン・ペーパー作品を制作しました。人間の虹彩の多様性に着想を得た色鮮やかな点の列から成るこの作品は、外見の違いがあっても平等であるというメッセージを訴えています。
写真家のウィリアム・ファーニスは水に魅了され、水の表面で光が踊る様子をとらえています。Water Reflections(水の反射)では、金属の溶融を思い起こさせるような青緑色の波がきらめいています。
ドイツブランド13RUGSは、サステナブルな方法でオーダーメイドのウールカーペットを製造しています。アップサイクルされたキャセイパシフィックの座席シートの張り地布で作られたラグ(ハーバーライト)は、幅2メートルのウォールテキスタイルで、海のブルーを背景に黄色とマゼンタの縞が描かれています。

香港アートギャラリー協会の共同設立者およ びOra-Oraアートグループの設立者兼CEOで、世界各地でコンテンポラリーアーティストのキャリア確立に貢献しています。香港およびアジア全域のアートシーンに積極的に貢献し、団体、企業、コレクターのアートアドバイザーを務める。